今年も、梅仕事の季節がやってきました。
まずは梅を広げて、追熟させるところから始めます。
少しずつ色が変わり、香りも変わっていく梅を眺めながら、今年もこの季節が来たことを感じます。
きっかけは、会員の方から
毎年こうして梅仕事をするようになったきっかけは、コスメティックカルチャーの会員の方に教えていただいたことでした。
教えていただいたことを実際にやってみて、それが翌年も、その次の年も続いていく。
いつの間にか、毎年この時期になると梅仕事をすることが、一つの習慣になりました。
今年も、追熟から
今回の写真は、梅仕事が始まったばかりの頃。
梅干しにするため、まずは梅を追熟させています。
まだ青さの残る梅が、時間とともに少しずつ黄色くなり、香りを増していく。その変化を待つことも、梅仕事の一部です。
すぐに完成するものではありません。
梅の様子を見ながら待ち、頃合いを見て仕込み、さらに時間をかけて梅干しになっていきます。
季節を保存する
梅仕事について考えていると、少し不思議なことに気がつきました。
その季節に実ったものに人の手を加え、季節が過ぎたあとまで残していく。
梅仕事とは、食べ物を保存するだけではなく、「季節を保存する」ことでもあるのかもしれません。
そして今回の梅仕事は、もう一つのものも残しています。
誰かから教えてもらったことを覚え、自分でも続けて、また次の年へ。
コスメティックカルチャーの会員の方から教えていただいた梅仕事が、こうして毎年続いています。
文化は、こうして続くのでしょうか
文化というと、とても大きなものを想像してしまいます。
けれど、誰かに教えてもらった季節の手仕事を、翌年もまたやってみる。そんな小さな繰り返しも、文化が受け継がれていく一つの形なのかもしれません。
今年の梅は、これからどんな梅干しになるのでしょう。
まずは、ゆっくり追熟を待ちます。
今年も梅仕事。
この季節を保存します。
以上、キラ・ネビュラの文化観察でした。
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